WindowsPEの作成方法

Dn938386.wedge(ja-jp,VS.85).gifWindows ADK をインストールする

  • Windows アセスメント & デプロイメント キット (ADK) からADKをダウンロードして、次の二つをインストールします。(インストール先のOSと同じバージョンのADKをダウンロードすることをお勧めします。Win2008の環境にWin10 ADKをインストールし、PEに Win10用、Win8.1用のドライバは追加できませんでした。
    • 展開ツール
    • Windows プレインストール環境 

Windows ADK

Dn938386.wedge(ja-jp,VS.85).gifWindows PE をファイルをコピー

  1. 管理者として、[展開およびイメージング ツール環境] を起動します。WinPE1
  2. Windows PE ファイルの作業コピーを作成します。x86またはamd64を指定します。armは対応していないようです

     32ビット版: copype x86 C:\WinPE_x86

    64ビット版: copype amd64 C:\WinPE_amd64
    WinPE2
    copype { amd64 | x86 | arm | arm64 } <workingDirectory>
    
     amd64 Copies amd64 boot files and WIM to <workingDirectory>\media.
     x86 Copies x86 boot files and WIM to <workingDirectory>\media.
     arm Copies arm boot files and WIM to <workingDirectory>\media.
     arm64 Copies arm64 boot files and WIM to <workingDirectory>\media.
     Note: ARM/ARM64 content may not be present in this ADK.
     workingDirectory Creates the working directory at the specified location.
    
  3. USBドライブを指定して、USBに Windows PE を書き込みます。(下記はEドライブの場合)
    ※このままではシンプルなコマンドプロンプトしか起動しないため、以下のステップでカスタマイズすることをお勧めします。
     32ビット版: MakeWinPEMedia /UFD C:\WinPE_x86 E:
    64ビット版: MakeWinPEMedia /UFD C:\WinPE_amd64 E:

    USBドライブはフォーマットされますので注意!

    WinPE3

WinPEをカスタマイズする

デフォルトでは、コマンドプロンプトしか使えないため、用途に応じてカスタマイズが必要です。特に、第6世代のCore-i(Skylake)では、全てUSB3.0のボードしかないため、起動後にドライバが無いとUSBが使えません。そのため、事前にドライバを追加します。

カスタマイズは全て、最初にイメージをマウントします。

WinPE イメージをマウント

WinPEのフォルダが下記のパスにある場合。パスは必要に応じて変更してください。
Dism /Mount-Image /ImageFile:”C:\WinPE_x86\media\sources\boot.wim” /index:1 /MountDir:”C:\WinPE_x86\mount

WinPE4

WinPE イメージにデバイス ドライバーを追加

HPのPCで使用するため、HPからPE用のドライバをダウンロードして、下記のフォルダに展開済みです。必要に応じてメーカーからダウンロードしてください。

Dism /Add-Driver /Image:”C:\WinPE_x86\mount” /Driver:”C:\HP 800G2 Drivers” /recurse

WinPE5

アプリケーションを追加する

C:\Winpe_x86\Toolsに追加したいアプリケーションをコピーします。

PE起動後のX:ドライブに表示させたい場合は、C:\WinPE_x86\mountにコピーします。

PE起動時に動作させたいスクリプトやアプリがある場合は、startnet.cmdを編集します。このファイルはC:\WinPE_x86\mount\Windows\System32の中にあります。

作業の変更を適用させます。

Dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\WinPE_x86\mount /Commit

WinPE6

作業が完了したら、再度USBへ書き込みます。

MakeWinPEMedia /UFD C:\WinPE_x86 E:
WinPE3
ISOファイルを作成したい場合は次のコマンドを実行します。

MakeWinPEMedia /ISO C:\WinPE_x86 C:\WinPE_x86\WinPE_x86.iso
WinPE7

Dn938386.wedge(ja-jp,VS.85).gifWindows PE を起動する

  1. 作業する PC に USB デバイスを接続します。
  2. PC を起動し、ファームウェア ブート メニューを開くキーを押します。
  3. USB ドライブを選びます。Windows PE が自動的に開始されます。コマンド ウィンドウが表示された後、wpeinit コマンドが実行され、システムがセットアップされます。この処理は数分かかる場合があります。

Dn938386.wedge(ja-jp,VS.85).gifトラブルシューティング

  1. イメージを再マウントします。
      dism /Remount-Image /MountDir:C:\WinPE_x86\mount
  2. イメージのマウントを解除して、変更を破棄します。
     dism /Unmount-Image /MountDir:C:\WinPE_x86\mount /discard
  3. マウントしたイメージに関連付けられているリソースをクリーンアップします。
     dism /Cleanup-Mountpoints
    これでも解決しない場合はレジストリを削除します。下記の中にあるレジストリを削除します。再起動後に再度試してください。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WIMMount\Mounted Images
    
    
  1. copype コマンドが認識されない場合は、Windows ADK の一部である、展開とイメージング ツール環境からコマンドを実行していることを確認します。
  2. Windows PE が表示されない場合は、次に示す回避策を試し、その都度 PC を再起動してください。
    • UEFI モードをサポートする PC を起動するには、ファームウェアのブート メニューで、手動でブート ファイル (\EFI\BOOT\BOOTX64.EFI) を選びます。
    • 別の USB ポートを試してみます。ハブまたはケーブルを使わないでください。
    • ファームウェアで USB 3.0 がネイティブにサポートされていない場合は、USB 3.0 ポートを使わないようにします。
    • USB フラッシュ ドライブをクリーン アップしてから、Windows PE を再インストールします。これにより、余分なブート パーティションやその他のブート ソフトウェアを削除できます。
      diskpart
        list disk
        select disk <disk number>
        clean
        create partition primary
        format quick fs=fat32 label="Windows PE"
        assign letter="F"
        exit
      
      MakeWinPEMedia /UFD C:\winpe_amd64 F:
      
    • DVD から Windows PE を起動してみます。DVD に書き込むことができる ISO ファイルを作成するには、次のコマンドを実行します。
      MakeWinPEMedia /ISO C:\winpe_amd64 c:\winpe_amd64\winpe.iso
      

      エクスプローラーで C:\winpe_amd64 に移動します。winpe.iso を右クリックし、[ディスクに書き込む] をクリックします。指示に従って DVD を作ります。

    • PC を起動するために記憶域ドライバーやビデオ ドライバーが必要な場合は、それらと同じドライバーを Windows PE イメージに追加してみます。詳しくは、「WinPE: マウントとカスタマイズ」をご覧ください。
    • PC のファームウェアを最新バージョンに更新します。
  3. PC をネットワークの場所に接続できない場合は、「WinPE ネットワーク ドライバー: ドライバーの初期化と追加」をご覧ください。

Dn938386.wedge(ja-jp,VS.85).gifWindows イメージを Windows PE ドライブに格納する

  1. 通常、Windows PE の USB フラッシュ ドライブに Windows イメージを格納したりキャプチャしたりすることはできません。ほとんどの USB フラッシュ ドライブでは、1 つのドライブ パーティションだけがサポートされています。MakeWinPEMedia コマンドは、ドライブを FAT32 としてフォーマットします。この場合、BIOS ベースの PC と UEFI ベースの PC の両方の起動がサポートされます。このファイル形式でサポートされているファイル サイズは、最大で 4 GB です。
  2. 外付け USB ハード ドライブでは、より大きいファイル サイズを扱える独立した NTFS パーティションを作成できます。
    diskpart
      list disk
      select <disk number>
      clean
      rem === Create the Windows PE partition. ===
      create partition primary size=2000
      format quick fs=fat32 label="Windows PE"
      assign letter=P
      active
      rem === Create a data partition. ===
      create partition primary
      format fs=ntfs quick label="Other files"
      assign letter=O
      list vol
      exit
    
    MakeWinPEMedia /UFD C:\WinPE_amd64 P: