[解決]Windows/Office ライセンス認証 問題

KMSを利用してボリュームライセンス認証をしている環境では、KMSホストと定期的に認証を行っています。しばらくKMSホストと通信できないオフラインで使用しているとアクティベーションを求められることがあります。通常は、イントラネットに接続すればDNSに設定されたKMSホストに自動で通信して認証が完了します。

今回は、VPNで社内ネットワークに接続しているのに認証できない問題が発生したので、その解決方法を記載します。

今回の問題は「エラー コード 0xC004F00F」です。エラーコードの内容はMSのサイトで確認できます。

You have xx days left to activate. Ensure you are connected to your corporate network to enable automatic activation. Your system administrator can help.

Error Code:0xC004F074

This copy of Microsoft Office is not activated

MSサイトから引用

  • エラー コード 0xC004F00F

エラー コード 0xC004F00F

現象

MAK、KMS クライアント、または KMS ホストを使用して 1 台以上のコンピューターのライセンス認証手続きを完了しようとしたときに、次のエラー メッセージが表示される場合があります。

0xC004F00F ソフトウェア ライセンス サーバーで、ハードウェア ID バインドが許容範囲のレベルを超えていることが報告されました。

原因

この問題は、コンピューターのハードウェアが変更された場合、またはコンピューターにインストールされているドライバーが更新された場合に発生することがあります。

回避策

MAK を使用している場合、この問題を回避するには、”許容範囲超過” の猶予期間中に、オンラインまたは電話によるライセンス認証方法を使用して、システムのライセンス認証手続きを再度完了します。 KMS を使用している場合、この問題を回避するには、コンピューターを再起動します。または、コマンド プロンプトで以下のコマンドを入力し、Enter キーを押します。

slmgr.vbs -ato

MSの情報を参照しましたが解決には至らなかったため、一つずつ確認。エラー内容から、KMSホストと通信できないことが原因のようです。

1.状況の確認

コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを入力します。

Windowsの認証状況の確認:SLMGR.vbs /dlv

LicenseActivationWin7
正常に認証されているサンプル
LicenseActivationWin7-Error
認証失敗している例

 

 

Officeの認証状況の確認:

32 bit Office – cscript “%programfiles(x86)%\Microsoft Office\Office14\ospp.vbs” /dstatus

64 ibt Office – cscript “%programfiles%\Microsoft Office\Office14\ospp.vbs” /dstatus

This copy of Microsoft Office is not activated2
認証が正常に行われているサンプル

 

This copy of Microsoft Office is not activated3
認証が行われていない状態

2.KMSホストがDNSに正確に設定されているか確認

コマンドプロンプトで次のコマンドを入力。サンプルのように一覧が表示されます。

nslookup -type=srv “_vlmcs._tcp”

KMS host list

PCから通信ができるか、各KMSホストにPINGしてみます。

3.ファイヤーウォールを確認します。

コントロールパネル>Windows Firewall > Advanced setting

Inbound Rulesを開きます。

Windows Management Instrumentation (WMI-In)がパスできる設定か確認します。

4.KMSホストを直接指定する

C:\Windows\system32>cscript \windows\system32\slmgr.vbs /skms [KMSホスト FQDN]
Microsoft (R) Windows Script Host Version 5.8
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.

Key Management Service machine name set to [KMSホスト FQDN] successfully.

5.再認証をしてみる

Windows OSー上記の正常に認証された状態のサンプルと同じ内容であれば成功しました。コマンドプロンプトから次のコマンドを実行します。

slmgr.vbs /ato
Office ー以下成功例です。
C:\Windows\system32>CD \Program Files\Microsoft Office\Office14

C:\Program Files\Microsoft Office\Office14>cscript ospp.vbs /sethst:kms01.cit.cornell.edu
Microsoft (R) Windows Script Host Version 5.8
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.

—Processing————————–
—————————————
Successfully applied setting.
—————————————
—Exiting—————————–

C:\Program Files\Microsoft Office\Office14>cscript ospp.vbs /act
Microsoft (R) Windows Script Host Version 5.8
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.

—Processing————————–
—————————————
Installed product key detected – attempting to activate the following product:
SKU ID: 000000000000000
LICENSE NAME: Office 14, OfficeProPlus-KMS_Client edition
LICENSE DESCRIPTION: Office 14, VOLUME_KMSCLIENT channel
Last 5 characters of installed product key: H3GVB
<Product activation successful>
—————————————
Installed product key detected – attempting to activate the following product:
SKU ID: 00000000-0000-0000-0000-00000000000000
LICENSE NAME: Office 14, OfficeVisioPrem-KMS_Client edition
LICENSE DESCRIPTION: Office 14, VOLUME_KMSCLIENT channel
Last 5 characters of installed product key: WX8BJ
<Product activation successful>
—————————————
—————————————
—Exiting—————————–