VirtualBoxのファイルをBootCampに移行(Windows準備編)

Mac上でVirtualBOXを使いWindowsを走らせていますが、これをBootCampに移行できないかと悩んでいました。いろいろ調べて試した結果が次の通りです。BootCampに移行すると、デメリットもいろいろあります。(いろいろなOSを使えない、スナップショット機能が使えなくなる、し、BootCampを使うなら、そもそもWindowsマシン使えばいいじゃんとなりますが、1台で使いたい、メモリをもっと割り当てたい、速度をもっと向上させたい、今ある環境をそっくり引き継ぎたい方は参考にしてもらえれば幸いです。

~作業の流れ~

Windows編

  1. 「システムで予約済」パーティションの削除
  2. 削除したパーティションを一つにまとめる
  3. WindowsMediaサービスの停止
  4. システム準備ツールを使い、移行準備をする

Mac編

  1. Windows用のパーティションをMacに作成する
  2. MS-DOS(FAT)からNTFSにフォーマットする。
  3. Virtual Boxファイルの準備
  4. VDIファイルをRAWファイルへ変更
  5. Wincloneを使いVirtualBoxのファイルをWindows用のパーティションにクローンする

 

1.「システムで予約済」パーティションの削除

Windows7をインストールする時に、パーティションが最低二つ作られます。一つは、システム用。もう一つはCドライブ。システムで予約済のパーティションには、起動するための情報がかかれている「ブートマネージャ」と「ブート構成データベース」が含まれています。よって、単純にこのパーティションをディスクの管理から削除するわけにはいきません。

※作業前にVirtual Boxでスナップショットを取ることをお勧めします。

SystemReserved

1-1.Cパーティションを「パーティションをアクティブとしてマーク」

ディスクの管理を開き、Cパーティションを「パーティションをアクティブとしてマーク」します。

パーティションをアクティブすることにより、OSはCドライブからブート構成を読み込みます。

SystemReserved_Active1

1-2.Cドライブにブート構成データを作成する

コマンドプロンプトを管理者として開きます。

CMD_Run_as_administrator

BCDbootコマンドを使い、Cドライブにブート構成データを作成します。

bcdboot c:\windows /l ja-JP

CMD_BCDboot

オプション: /l ja-JP  ロケール指定-既定の BCD ロケールを日本語に設定

1-3.再起動。正常起動できるか確認

1-4.「システムで予約済み」パーティションを削除

「システムで予約済み」パーティション選択し、削除します。

SystemReserved_delete2

1-5.その他のパーティションを削除

その他にもパーティションがあれば、この段階で削除します。

2.削除したパーティションを一つにまとめる

パーティションを一つにまとめるには、「MiniTool Partition Wizard」を使用します。

2-1. http://www.partitionwizard.com/ からフリー版をダウンロードし、インストールします。

2-2. Cドライブをリサイズし、先ほど削除したパーティションのサイズをにします。

2-3. Applyを押して再起動します。

PartitionWizard

Cドライブ一つだけになりました。

Cdrive

 

3.WindowsMediaサービスの停止

コマンドプロンプトを管理者として実行し、次のコマンドでサービスを停止します。

net stop WMPNetworkSvc

net_stop_WMPNetworkSvc

または、サービスから停止します。

net_stop_WMPNetworkSvc2

 

4.システム準備ツールを使い、移行準備をする

4-1. テキストエディタを開き、下記の情報をコピペします。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend">
     <settings pass="generalize">
          <component name="Microsoft-Windows-Security-Licensing-SLC"
processorArchitecture="x86" publicKeyToken="31bf3856ad364e35"
language="neutral" versionScope="nonSxS"
xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
                <SkipRearm>1</SkipRearm>
          </component>
      </settings>
</unattend>

4-2. C:\Windows\System32\sysprep フォルダに保存します。

  • ファイル名:unattend.xml
  • ファイルの種類:すべてのファイル
  • 文字コード:UTF-8

unattend

 

4-3. sysprep.exeを実行します。保存した場所と同じ、C:\WIndows\System32\sysprepにあります。

sysprep

 

4-4. 各オプションを下図と同じように設定して、OKをクリック

  • システムクリーンアップアクション:システムのOOBE(Out-of-Box Experience)に入る
  • 一般化する
  • シャットダウンオプション:シャットダウン

 

sysprep_option

 

4-5. OKを押すと。準備が始まります。

sysprep2

4-6. 完了すると、Windowsはシャットダウンされます。

Windows上での作業は以上になります。

続いてMacでの作業になります。

 

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