[解決]複合機:ネットワークスキャンが保存できない

サーバーをWindowsServer2003からWindowsServer2012に移行後に、複合機からスキャンしたPDFを、ファイル共有フォルダに保存できない問題

原因1:複合機が共有フォルダへの送信に、SMBプロトコルにNetBIOS over TCP/IPを使用していた

原因2:OSの既知の問題

解決方法:サーバー上でNetBIOS over TCP/IPを有効にして、更新プログラムをインストール後に再起動すれば解決できます。

※古い複合機は、複合機のファームウエアのバージョンアップが必要になることもあるそうです。

更新プログラム:https://support.microsoft.com/en-us/kb/2887595/ja

Windows2012_FileShare2

 

 

複合機の仕様には、サポートプロトコルは「SMB」と書いてあったので不要かと思っていたが、付属CD-ROMのマニュアルを虱潰しで読んだところ書いてありました。

「共有フォルダ―への送信に対応するOSは、Windows2000/XP/Vista/7, Windows Server2003/2003 R2/2008/2008 R2, MacOSX10.2以降です。SMBプロトコルによるフォルダー送信は、NetBIOS over TCP/IP環境下だけで有効です。NetBEUIではSMBプロトコルによるフォルダー送信はできません。」

 

ファイル共有に使われるポートの種類

  • NetBIOS over TCP/IP
  • SMB

用途 種別 ポート番号
NetBIOS名前サービス UDP 137
NetBIOS名前サービス TCP 137
NetBIOSデータグラム・サービス UDP 138
NetBIOSセッション・サービス TCP 139
NetBIOSサービスと使用ポート番号

用途 種別 ポート番号
ダイレクト・ホスティングSMBサービス TCP/UDP 445
ダイレクト・ホスティングSMBサービスの使用ポート番号

  • Nbtstat ツールを使用して接続情報を表示する

Nbtstat.exe は、NetBIOS 名解決のトラブルシューティング用の便利なツールです。NBTSTAT コマンドを使用すると、事前に読み込まれている項目の削除や修正を行うことができます。NBTSTAT コマンドの使用法は次のとおりです。

  • nbtstat -n ローカル コンピュータの NetBIOS テーブルを表示
  • nbtstat -c NetBIOS 名のキャッシュを表示
  • nbtstat -s クライアントとサーバーの接続を表示

 

NetBIOS over TCP/IPを有効にする

コントロールパネル>ネットワークと共有センタ->アダプターの設定の変更

イーサネットのプロパティを開く

インターネットプロトコルバージョン4を選択し、プロパティをクリック

WindowsServer2012_NetBIOS_1

 

詳細設定をクリック

WindowsServer2012_NetBIOS_2

 

WINSタブをクリックします。

NetBIOS over TCP/IPを有効にするにチェックを入れる

WindowsServer2012_NetBIOS_3