[解決] ローカルコンピュータのWorkdstationサービスを開始できません。

ケース

OutlookがExchangeサーバーに接続できなくなり、またDCや他の社内サーバーにも接続できなくなる問題が、一台のPCだけで発生しました。システムプロパティを開くと、Workstation サービスが開始できないと書かれています。そこで、コンピュータの管理からサービスを開き、Workstationサービスを手動で起動してみるが、次のエラーが発生。

ローカルコンピュータのWorkdstationサービスを開始できません。
エラー1068:依存関係サービスまたはグループを起動できませんでした。

Workstasion_Service1

原因

Workstation サービスが起動できなかったのは、システムファイルの一部が壊れていた。

対処方法:

今回の対処方法は、先ずシステムファイルが壊れていないかを調べました。

参考にしたWEBページ:https://support.microsoft.com/en-us/kb/929833

コマンドプロンプトを管理者として開きます。

システムファイルの検査と自動修復するコマンドはsfc /scannowです。

例)

C:\Windows\system32>sfc /scannow

Beginning system scan. This process will take some time.

Beginning verification phase of system scan.
Verification 100% complete.

Windows Resource Protection found corrupt files and successfully repaired
them. Details are included in the CBS.Log windir\Logs\CBS\CBS.log. For
example C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log

The system file repair changes will take effect after the next reboot.

検査結果は上記のCBS.logに保存されます。この生ログはもわかりにくいため、出力結果を次のコマンドを使用して抜き出し、結果をデスクトップに保存します。

コマンド:findstr /c:”[SR]” %windir%\Logs\CBS\CBS.log >”%userprofile%\Desktop\sfcdetails.txt”

デスクトップに保存されたファイルを開き、最後の方の結果を確認すると、今回はrdbss.sysが壊れていたようです。

2015-12-07 16:05:54, Info CSI 00000341 [SR] Cannot repair member file [l:18{9}]”rdbss.sys” of Microsoft-Windows-RDBSS, Version = 6.1.7601.18711, pA = PROCESSOR_ARCHITECTURE_AMD64 (9), Culture neutral, VersionScope = 1 nonSxS, PublicKeyToken = {l:8 b:31bf3856ad364e35}, Type neutral, TypeName neutral, PublicKey neutral in the store, hash mismatch
2015-12-07 16:05:54, Info CSI 00000342 [SR] Repaired file \SystemRoot\WinSxS\Manifests\\[l:18{9}]”rdbss.sys” by copying from backup
2015-12-07 16:05:54, Info CSI 00000344 [SR] Repairing corrupted file [ml:520{260},l:62{31}]”\??\C:\Windows\System32\drivers”\[l:18{9}]”rdbss.sys” from store
2015-12-07 16:05:54, Info CSI 00000346 [SR] Repair complete

再起動して確認しましたが、修復できていなかったため、手動で別のPCから「rdbss.sys」を該当のPCにコピーして置き換えることで解決しました。

置き換えるときに、「アクセス権がありません。」と表示され、簡単に置き換えられなかったため、この解決方法も記載しておきます。

管理者としてコマンドプロンプトを開きます。

使うコマンドは二つ takeown /f ファイル名 と icacls ファイル名 /grant administrators:F

C:\Windows\System32\drivers>takeown /f rdbss.sys

SUCCESS: The file (or folder): “C:\Windows\System32\drivers\rdbss.sys” now owned
by user “DOMAIN\username”.

これでオーナー権を設定。

C:\Windows\System32\drivers>icacls rdbss.sys /grant administrators:F

processed file: rdbss.sys
Successfully processed 1 files; Failed processing 0 files

これでアクセス制御リストの設定

上記の二つのコマンドで解決しました。