ボリュームライセンスのあれこれ

Microsoftのボリュームライセンスは、わかりやすそうでわかりにくく、慣れるまで理解にとても苦労します。Windows Vista以降のOSではボリュームライセンス認証には、二通りの方法があります。簡単に説明すると、アクティベートサーバーを組織内のネットワークに置くか(KMS)、Microsoftのアクティベートサーバー(MAK)を使用するかの違いになります。どちらか片方のシステムを利用してもOKですし、混在しててもOKです。

追記:3番目の方法として、Windows8からはActive Directoryベースの認証方法(ADBA)もあるようです。Active Directory-Based Activation (ADBA)

  • KMSーキー管理サービス(Key Management Service)
  • MAKーマルチライセンス認証キー( Multiple Activation Keys)
  • ADBAーActive Directory によるライセンス認証(Active Directory Based Activate)
KMSホストー:ライセンス認証システム 1台のKMSホスト+動的DNS(Dynamic DNS) KMSホスト:DNSサーバーにサービス(SRV)リソースレコードを作成しておく。(リソースレコードとは、特定のサービスが動作しているホストを識別するために使われるDNSのレコード)

KMSクライアント:ライセンス認証するPC。KMSの認証の場合、既定のセットアップキーを使用することになります。マイクロソフトのサイトにセットアップキーの一覧表があります。

KMS クライアント セットアップ キー

ワンタイムライセンス認証。ADを構築していない中小規模の組織に最適。中小規模の場合は、大体OSはOEMライセンスだと思いますが、Officeソフトウエアだけでもボリュームライセンス契約を結ぶことをお勧めします。PC付属のOffice製品は、PCを入替えたときに移行できないためです。

Windows8から導入された認証方法。 Generic Volume License Key (GVLK) が、プロダクトキーとしてインストールされている限り、PCがActive Directoryに参加したら自動で認証される方法。

http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh852637.aspx

OSがどのライセンス認証で動作しているかを確認する方法はこちらをご覧ください。